2014年6月9日月曜日

電力大混乱の危機、手術途中電源の危険増加



電力大混乱の危機、手術途中電源の危険増加


性能が操作された部品を使用したことで露出された稼動が停止したシンゴリ原発1,2号機の代替法案が出てこない中、本格的な夏が始まる前から電力大混乱について懸念の声が出ている。
 
政府の夏の電力対策発表にもかかわらず、専門家たちによると、今年の夏、予想されている電力供給は7,672KWに止まる一方電力需要は7,870KWと予想され、史上最悪の電力難がくるという警告のメッセージを送っている。
国家危機状態であるブラックアウト(大停電)が発生するなら国の保安施設と機関施設、産業生産施設稼動中断、銀行コンピュータ・ネットワークのオールストップなど社会的大混乱が起こりうる国の危機状況だといえる。

特に患者の生命を扱う病院、老人ホームなど医療機関の場合、たった何分かの停電でも元に戻せない結果を招くかもしれないため電力事態に備えて非常電力供給が可能な無電源サービスシステム(UPS)を備えていなければならない。

だが、韓国保健産業振興院の「医療機関入院環境現況調査結果の分析」によると中小病院252箇所を対象にした調査では49.2%だけが無電源システムを備えているとの結果であった。大学病院並みの病医院でなければ半分は手術途中停電になる可能性があるということだ。

現在、医療法上医院並みの医療機関は無停電システムを備えている義務がないことも病医院が非常用電力システムを備えていない原因として指摘されている。

特に入院施設がない整形外科の場合UPSを備えているところが多くなく、この夏整形をしようかと悩んでいる人たちには病院を選ぶときUPSを備えているのか一度くらいは確認することが良いと専門家たちは忠告する。

ソウルでUPSを運営しているパク・ウォンジン院長(ウォンジン整形外科)は「78月の夏には整形外科を訪れる患者たちも爆発的に増加する」と話した。
 
彼は「整形手術は小さい失敗でも大きな結果の差がでるため、最近では両顎手術や顔面輪郭手術など手術時間が長く難しい高難度の手術も多くするため突然の停電事態が発生する場合危険な状態になる可能性がある。」と説明した。

さらに、パク院長は「ただ今年だけでなく夏はいつも電力の大混乱が予想されるため患者たちの安全な手術のためにはUPSを備えている病院であるのか一度くらいは確認する必要がある。」とし「特に今年の夏のように特別問題が起きるかもしれず、本人が大きな手術をするならば病院の施設について細かく点検することも重要だ。」と助言した。

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