2014年5月8日木曜日

二重まぶた整形、決して簡単ではない理由


二重まぶた整形、決して簡単ではない理由

 

「ドクターコラム」パク・ウォンジン院長の on美人

“目は心の窓”だという。これは目をみるとその人の人となりがわかることを意味するが、整形外科専門医の立場からみると、それくらい目が人の印象において重要な役割を果たしているという意味としても解釈できる。
しかし家の窓の大きさが小さいとどうだろうか。窮屈して見えはしないだろうか?人の目も同じだ。よって人々は目の大きさが大きく見えるように化粧をし、二重をつくり、目頭切開、目尻切開の手術をする。

だが本当に美しい理想的な目の形はどのようなものなのか。まず、目の幅と目と目の間の幅が同じで、この長さが3034mmくらいでなければならない。目の位置は眉毛の開始点と目頭まで小鼻と線で垂直に結ばれなければならない。
また、目の外側または眉毛の外側と目尻から小鼻まで一直線上でなければならない。

最後に目尻は目頭から水平のライン上にあるよりも少し上に上がっていなければならない。

しかしこのような複雑な説明が絶対に合っているというわけではない。一重でも、目尻が上にシュッっと上がっていてもきれいな芸能人はいるし、目の長さと目と目の間の長さが合っていなくても十分美しくなれる。即ち、本人の顔に似合っている目が最も美しい目であるというわけだ。
よって、目の整形手術は整形外科医師たちの間でもすればするほど難しいという。
100人いれば100人とも皆同じ手術をするのではなく、患者によって似合う整形手術方法を見つけてあげなければならないためだ。

絵のように一度描いた後、気に入らなければ書き直すことができないため、なおさらだ。

それならば、近年の目の整形手術傾向はどのようなものがあるか。ひとまず、二重手術だけするのではなく、目全体、即ち「目つき矯正」までするのが一般的だ。そして二重手術も「切開式」、「埋没式」の二つ一辺倒ではなく、部分切開式を医師たちは各々自分に合う方法を開発し、患者たちの満足度を上げている。

本院だけでも既存の目頭切開を克服したマジック目頭切開、手術後腫れない目尻整形術、目尻と目の下側まで下げるマルチたれ目術を開発し、患者たちの満足度をさらに上げれるようにしている。

ある人は二重手術に対し「どれもこれも一緒じゃないか」というかもしれないが、前述したように二重手術はすればするほど難しいと言えるほど難易度が高く、少しの違いで満足度が変わってくる。人は慣れていないものは少し変わっただけではよくわからないが、熟知している自分の顔は少し変わっただけですぐに目につくため、満足度をあげることは簡単ではない。
どんな手術でも、簡単なものはないのが事実だ。美容整形手術はさらにそうだ。ただ普及しているとされるだけだ。自身の小さな目に不満があり整形手術をうけようとしているなら、簡単な手術だと考えず慎重に、経験が多い整形外科専門医と深い論議をした後決めなければならない。


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: パク・ウォンジン ウォンジン整形外科/整形外科専門医>

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