2014年4月4日金曜日

「アゴ」のあだ名を持つ20代女、結局全身麻酔の後

 

「アゴ」のあだ名を持つ20代女、結局全身麻酔の後

 

 

10代は目・鼻、20代は両顎、30代は肌、40代は目のライン


「女は母が一度産んで、医師がもう一度産む。」

#1.「はじめては怖いですね。メスを握った医師が見えてさくさくと鼻の骨膜を削る音が聞こえてくるといつの間にか全身に鳥肌が立っています。」最近目と鼻の手術を受けた大学生崔さん(20)の話だ。崔さんは「二重と鼻の手術は局所麻酔をするので手術を肌に感じた。」と「目の上に針が行ったり来たりして目元の脂肪を取り出す過程で肉の焼いた臭いがするときは自然に涙が流れてきた。」と手術の当時を回想した。崔さんに勇気を与えたのは先に手術をした友達だった。「綺麗になった友達をみると迷うわけがないというふうに考えるからです。」整形の後崔さんと友達はお互いの高校時代の写真をフェイスブックから全部削除することを約束した。

#2.昨年両顎手術を受けた就活生の金さん(27)は「本当に大変なことは手術後」だと告白した。全身麻酔をして4時間に至る手術を受けた後母と顔を合わせた。ご自身のインプラントの代わりに娘の両顎手術を支援した母は「お疲れ様!うちの娘が綺麗になることが母とパパの幸せなんだから。」と金さんと一緒に涙を流した。6時間の間眠れたらいけないという話にもうろうな精神をしっかりさせないといけなかったし、麻酔が取れた後は全身が痺れて足や腕の力が抜けてしまった。「手術後一週間は顔に熱が出て腫れが血管を押さえて我慢できないぐらい痛かったです。何を食べても血の味がしましたしですね。しかし周囲の目線が完全に代わって‘アゴ’という札付きの代わりに‘可愛い’とよく褒められて今は幸せです。

外見に不満がある女性たちに整形はもっとも‘合理的な’投資だ。高い費用の塾を通うからといって皆がソウル大学に入るわけではないが外見は金をかけるだけに綺麗になる。グットライン整形外科のチェ・ドクホ院長は整形外科を訪ねる人の心理をこのように説明した。彼は「50代のおばさんが‘はこばん町で暮らしているこの私がどれだけ必要で整形外科まで足を運んだか。家政婦をしようとしても老けてるように見えたら使ってもらえない。と口をこぼしていた。」と言い、「過去には整形が一部の富裕層や芸能人だけがするものだという考え方が強かったが最近ではほとんどすべての職集と階層へと拡散していく感じだ。説明した 

整形のブームには「整形していない人は有罪」という社会的の雰囲気にも一因がある。鼻にフィラーを2回打ってもらった会社員の李さん(35)は「自分の顔に愛情を感じようとしても世間から‘整形もしない外に出るなんてで無礼だ。のような目線で見られているようでいつも気心が悪かった。」と言った。李さんは「皆が綺麗になるからそのままでの私は比較的にぶすになっていくような気がする。」と言って「もう整形は化粧のように社会人としての最小限の礼儀になっている。苦笑いをした


「ボトックス・フィラーは神様からもらった水薬」


整形手術は世代を問わない。綺麗になりたい欲求は年齢を問わない。しかし好んでる手術の種類と部位は年齢別に違う。若い10代の心を虜にするのは目と鼻の整形だ。二重のある大きい目と高くてすんなりとした鼻、この2箇所に執着していると言っても過言ではない。親が子供の学業スケジュールを管理しているよう娘の整形見積もりを悩んでいることが当然のことのようになった。特に学校の夏休みと数学能力試験の後は母と腕を組んで病院を訪れる10代で整形外科が占められて最大の繫盛期になる。 

幼いとき目と鼻を「整備」した彼女たちに20代は「生まれ変わる」時期だ。美意識が広くなって身体全体についた興味が爆発するときだ。顔の形を総体的に変える両顎手術と下顎骨矯正手術、頬骨手術など言う通りでの「骨を削る」手術の主な顧客も彼女らだ。綺麗なラインのための胸の拡大手術も欠かせない関門である。ウォンジン整形外科パク・ウォンジン院長は「顔を小さくすんなりに作りたいという欲求があまりにも高くて頬骨手術などの大きい手術も遠慮なく受けている。」と言った。2,3回の再手術を受ける患者も少なくない。大学院生の智さん(27)は先月休学した後両顎の手術を断行した。手術を受けてから3年ぶりのことだ。智さんは「はじめての手術でしゃくれた顎を直してはいるものの100%満足してなくてもう一度メスを入れることにした。」と言って「目標が確固としているのでそんなに心配にはならない。けた 

「女は母が一度、また医師の先生がもう一度産んでくれるものですね。」自称「施設盲信者」である会社員の崔さん(28)の話だ。二十歳の時に目と鼻の手術を受けた崔さんは「プチ整形(メスの代わりに注射を使って施術する整形)を接して整形に本格的にはまっていった。崔さんは「ボトックスとフィラーは神様からもらった水薬だ。」と言って「健康診断を受けるようにボトックスを打ってもらう。」と告白した。フィラーやボトックスの効果は6月から1年ほど維持するため定期的に病院を訪れて「リタッチ」を受けなければならない。崔さんは「たとえ施術が思ったようにならなくても時間が経ったら元の顔を取り戻すことができるので心配なく施術を受けている。った 

大企業に通う金さん(32)は四角顎をシャープなVラインにしてくれる四角顎ボトックスをはじめて施術の世界にあしを入れた。コンプレックスだったふくらはぎを綺麗にしてくれるふくらはぎボトックスも打ってもらった。両施術に全部成功して金さんは気がもっと大きくなった。金さんは現在脇毛と足毛の永久除去、肌色を明るくするレーザトニングと剝皮施術、シミとそばかすを無くすIPL施術なども定期的に受けている。深く凹んだ頬にフィラーを入れることも童顔のための必須コースだ。金さんは「医師と3年間を共にしてきて誰にも話せない秘密を共有している友になった。いながらっていた 

「20~30代女性の塾講師集まる」


金さんのように20代後半~30代前半の女性は主に就職と結婚を控えて施術の世界に入り込む。彼女たちにお昼の休みは美しさのために喜んで譲ってあげる時間だ。20~30分だけ時間を出せればシャープな顎のラインや細いふくらはぎ、高くてすんなりとした鼻を自分のものにすることができる。「鼻筋も一時期は高くて幅が細い鼻が流行ったがすぐに鼻先が丸い鼻の形が主流になったんですね。このようにトレンディーが変わり続けるので何時間も手術台に上がっているよりその都度フィラーでいじった方がもっといいですね。」塾の講師安さん(32)の話だ。皮膚科専門医のチョスンヒョン院長は「最近になって20~30代女性の塾の講師の足運びが大きく増えた。」と言い「インターネット講義が活性化されて講師たちが外見にもっと気にしているようだ。」とほのめかした。 

結婚を控えている花嫁さんにはおでこと肩のラインの整形が人気だ。今年11月結婚を控えている会社員朴さん(27)は「美容室に行ったら‘花嫁はおでこに手入れをするのが当然じゃない’といって施術を誘われた」といい「綺麗なアップスタイルの髪のためおでこを膨らませてくれるフィラー施術を受けた」と話した。朴さんはおでこの施術とともに肩に凝った僧帽筋を縮小するボトックスも打ってもらった。ウェディングドレスをるとき細長い首筋を自慢するためだ。お金と皮膚の老化が同時に訪れてくる30代は若く見える肌の施術をたくさん求める。コウェル整形外科カンチャンギュン院長は「女性は30代になると‘20代に後回しされる’というのが定説で最大限若く見えて透明に見える肌のために投資を惜しまない」と言った。カン院長は「水光注射やビタミン注射など肌の施術と顔にシリコンを入れて弛んだ頬を補ってくれる貴族童顔手術などについた問い合わせが多い」と紹介した。

 また30代は20代に受けた手術の中失敗したところを「再整備」する期間でもある。手術した二重がとれてしまったとか幅が長い目が流行りだった頃過度に目頭切開をした場合これを復元したりもする。鼻のラインも再手術を通じて全体的み整えていく時期だ。会社員ムンさん(32)は高校卒業当時は大きい目が流行で目頭・目尻切開を全部したが印象が強く見えるという指摘が多く結婚を控えて復元手術をした」と言った。 

40~50代の話題は「ミッシーおばさん」になることだ。管理が良くできている女性たちや同年の芸能人たちをみながら刺激をもらう。主に若く見せてくれる目つき矯正術である眼瞼下垂手術をたくさん受ける。膣整形手術も人気だ。最近はボディラインに関する興味が高くなり腹部・二の腕・太ももなどに脂肪を吸引する施術や凸凹したボディラインを整えてくれるセルライト管理施術にもたくさん足を運んでいる。カン院長は「40~50代の場合自分の外見にいくら関心があるかによって病院を訪れる回数と医療知識が決定される」といい「彼女らは健康診断を受けるよう定期的に整形外科を訪れて自分の外見を診断して足りないところを直していく」と説明した。 

「整形副作用」医療訴訟の増加

このように整形が大衆化され整形・ボトックス中毒などやめられない「整形中毒」にはまるケースも増えている。実際一部の整形外科では両顎手術とリフティングをパッケージで販売したりする。4年前両顎手術と頬骨縮小手術を受けたい李(27)さんは手術2~3年後頬が弛んで小鼻が広くなったことを感じた。病院を訪れたが「両顎手術後しばしば起きる頬弛み現象」と言って弛んだ肉を持ち上げるリフティングか両顎再手術を勧誘した。歯列矯正も再びしなければならないという診断が出され李さんは予定になかった再手術を受けなければならなかった。

 セジン整形外科キムセジン院長は「皮膚を支えていた骨がなくなったので頬が弛んだもの」といって「手術前より顔が崩れて自壊や憂うつ・対人忌避症の経験をすることも少なくない」と言った。ボトックスやフィラー施術も同様だ。医師はエラのボトックスの回数が多すぎると筋肉が完全になくなって口が閉まらなかったり噛む能力が低下する副作用が生じる可能性があるといい注意を要求する。

 間違った手術に悲観して命を断ち切る場合も相次いでいる。去年10月全北全州に住む大学生Aさん(23)は「両顎手術後あごがねじられて涙線が止められて一日中涙が流れるなど副作用で辛かった」という遺書を残して自ら命を断ち切った。去年2月にはBさん(30・釜山市機張郡)が顔面非対称手術副作用で苦しみながら命を断ち切ったりもした。最近は2人の子持ちである女性が両顎手術の副作用で自殺して波紋を起こしたりもした。

 被害申告と相談件数も毎年増えている。韓国消費者保護院によると整形手術関連被害者相談件数は2009年2011件、2010年2949件、2011年4043件で2年ぶりに2倍以上増加した。特に両顎手術の相談件数は2010年29件、2011年48件、2012年89件で急増した。消費者保護院医療情報通信チームクォンナミ部長は「両顎手術が増えて行きながら医療事故相談件数も大きく増えている」と説明した。両顎手術専門病院として知られたある病院は実際にいない‘両顎専門医’が直接執刀すると広告して今年1月公正委から警告を受けたりもした。


 医療訴訟が増加しながら専門弁護士団を作る病院も出始めている。李ジュンソク弁護士は「手術件数が多い病院だからといって100%安全ではないということを肝に刻んで事前に細かく調べておくことが大事だ。といい「専門の麻酔医師が常駐していない病院では麻酔から目覚められなく死亡する事故が起きたりもすることを留意するべき」と助言した。
 

2014年 ウォンジン整形外科

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