2014年4月4日金曜日

男性のグルーミングコード1外見が競争力だ。

男性のグルーミングコード1外見が競争力だ。

 
 

ある調査結果によると求職者の半分以上が外見が就職に重要な要素として働くと思っている。またある調査では外見が魅力的な人の年収が平凡な人に比べて5~10%高いとの調査が出た。不況に青年失業率がますます深刻していくこの頃、青年たちの又のスペック増やしが始まった。即ち「外見スペック」だ。

#就活生のAさん(32)はただ好感のある印象になりたい。今年で就職活動浪人3年目の彼は2013年下半期には必ず就職をしなければならない。スペック?人に負けない。外見?急に自身がなくなる。最近は外見もスペックに含まれるということでAさんは悩みが多い。考えてみれば外見だけを除いたら自分がなぜ不合格の道を歩み続けたか分からない。Aさんは外見も投資が必要だと思い32年の人生初めて化粧品売り場を訪問した。顔のトーンを明るくして清潔な印象を与えられるというBBクリームを一つ購入した。化粧品売り場では眉毛が濃すぎると言われ整えてもらった。もっときちんとした様子だ。ここにBBクリーム一つ塗っただけで顔がより明るく見えて、自信も持ったようだ。気のせいか。今度は広い毛穴をカーバしてくれる化粧品を買いに行かなきゃ。そうだ!外見も競争力なんだから!

俳優のチャン・ドンゴンの魅力ポイントである可愛い鹿のような瞳がほしいわけではない。ウォンビンの高くて整えた鼻筋を願うことは無理数をかけることだっということくらいは分かってる。チョン・ウソンのようにシャープなあごラインは恐れ多くも手に入れようもしない。最近悩んだ末にBさん(31)は手術台に上がった。鷲鼻整形でより優しい印象を作って、成人ニキビで自信のなかった肌とこんな顔をもっと汚く見せていたほくろを除去するためだ。手術後Bさんは面接官から「印象がいいですね」という話を聞いた。「ハンサムだ」という話よりもっと嬉しかった。Bさんは何日かあとで新しい会社に入社する。外見のアップグレードのお陰で合格したとは言えないが全然影響がなかったとは思わない。勇気あるもの、努力するものが職場を得る!
青年失業が絶えず「ホットポテト」として浮き上がっている。去年12月発表された統計庁の11月雇用動向によると20代後半の青年たちだけに雇用寒波がひどく振り回している。11月全体の就職者は2494万1000人で去年同月より35万3000人増えた。2ヶ月目30万人代増加で去年9月(26万4000人)以後一番少なく増えた。
20代後半の雇用率は68.0%で1年ぶりに2.3%ポイント低くなった。20代前半(44.3%)と30代(73.5%)雇用率が各々0.8%ポイント、0.7ポイント高くなったことと比較的だ。他の年齢代の雇用率が小幅増加したこととは逆行する傾向だ。
20代青年就職者は1年ぶり7万9000人減った。20代失業者も26万2000人から25万4000人に減った。しかし20代中失業者にでも入れない非経済活動人口の割合が36.6%から38.6%に高くなった。これは休職活動を諦めたり就職が難しく学校に長く通う20代が増えたためだ。来年の職場の見通しもそんなに明るくないというので青年たちの力がさらに抜ける。
本当にアイロニーを感じる。このような現象と相まって反って成長勢に乗っている産業群がある。それが「男性ビューティ産業」だ。続く不況や青年失業が深刻化しながら就職市場では男性の外見もまた重要な競争力の一つで挙げられ結局化粧品、整形など男性をターゲットにしたビューティ市場が活発化しているのだ。
去年全世界で売られた男性化粧品5つの中1つは韓国で売られたことが分かった。業界の専門家たちによると入社のための就職の前段階から就職後昇進まで続く生存競争で「外見競争力」もまた要求される世相が反映された結果として解釈している。

グローバル市場調査機関のユーロモニターインターナショナルは去年韓国の男性が化粧品の購入に4億9550万ドル(約5527億ウォン)を消費し全世界男性化粧品売り上げの21%を占めたと分析した。ユーロモニターは韓国を「成人男性の人口は1900万人に過ぎないが男性化粧品市場規模は世界で一番大きい特異な国」として説明した。アメリカの時事週刊誌ビジネスウィークもまた韓国が男性化粧品の中心地として注目を集めたことについて扱いながら「韓国は外見がすぐ競争力という言葉が通用できる程激しい競争社会」といい職場での生存競争や就職及び求職難深化を原因として分析した。
このような需要に手助けられ国内からも男性基礎化粧品からBBクリーム、サンスクリーン、アイライナーなど過去には考えだにしなかった多様なラインの「オム」製品が続々と市販されている。ロレアルの関係者によると最近の景気不況にもかかわらず男性たちの化粧品の需要が増え続けているし、業界からもまたこれにあわせて多様な商品ラインを構成している。
整形市場も同様だ。女性たちの整形の目的は外見についた自信感を取り戻すことが一番の理由だ。一方で男性たちは就職のための面接でいい印象を与えるために整形を選択する。過去にあった実際のある統計によると男性たちの整形目的1位は「外見のせいで不利益を受けないため」だったことを見ればその理由が分かる。過去、アメリカのイェール大学から男女4千人余りを対象にして研究した結果外見が魅力的な人の年収が平凡な人に比べて5~10%高いと調査された。外見が魅力的な人はより自信感があるように見えて年収の協議の際も堂々たる傾向があるからということがその理由だ。これは堂々な社会人として高い年収までもらうためには外見もまた気にするべきのところだということだ。実際に外見が優れたらそれほど自信感溢れるように見えて他人に好感を与えられるので外見が競争力の全部というわけではないが確かにプラス要因として働くというのが業界の関係者の説明だ。
従って国内整形市場で男性が占める割合が毎年増加している。特に最近では来年の上半期の就活製及び数学能力試験(韓国の大学入試のための試験)が終わった学生たちの訪問が相次いでいて、男性だけのための整形イベントも相当進められている。
カンナムで整形外科の相談の仕事をしているキムミンジ室長(34・偽名)は「最近就職ストレスによるいわゆる‘就職整形’相談例が相次いでいる」と言って「就職整形は人事の担当者から視線を集めるための重要な履歴である学歴、資格賞、トーイック、高い卒業成績、ボランティア以外に個々人の外見ももはや無視できない一つのスペックになったということが分かる」と話した。彼女は「人と初対面の時は第一印象もまた重要になるが、同じぐらいのスペックの人なら当然外見に好感のあるほうに視線がいくのが当然」と話を加えた。
アメリカのテキサス大学労働経済学教授ダニエル・ハマーメッシュもまたハンサムな人がそうでない人よりもっと高い年収をもらっているという研究結果を発表した。ダニエル・ハマーメッシュは「美しさは値をする:魅力的な人がもっと成功する理由」という本でこのような主張を広げた。
ダニエル・ヘマーメッシュは1970年代から教育、年齢、人種、結婚など12個の要素が同じである人々に関する資料を収集して比較と分析をした結果、外見が平均より落ちる男性はハンサムな男性に比べて給料が17%低くて、女性の場合も綺麗で魅力的な外見を持つ女性がそうでない女性より給料が12%くらい高かったと伝えた。彼は外見が優れた人は大概自信が高くそうした自信感が業務を処理することにより肯定的な影響を与えると助言した。
就職者の立場も違くない。シャツタイ専門店STCOはネイバー就職コミュニティ「気を強くして就職する人」の会員1542人を対象に求職者の就職及びライフスタイルについてアンケートを実施した。半分以上を超える870人が面接のとき、外見が「とても大事だ」と答えた。「大事だ」と答えた応答者も42.4%に上り大体の求職者が外見に気にしているということが分かった。10人の求職者の中6人は「履歴書の写真をフォトショップで補正した」と答えて男性求職者の半分は面接時にメイクアップをしてもらったことが分かった。「メトロセクシュアル」、「グルーミング族」など外見に投資する男性像が面接でも現れたのだ。
韓国は教育熱が高く全国民の80%以上が高等教育を受ける。以後大学進学率もまた80%を超えOECD加入国の中で最高だ。大企業についた入社戦略のためのスペック作りもまた激しく極まりない。しかし若い層の失業率は益々深刻化している。中学・高校に次いで大学、卒業後にも就職のためにたくさんの努力をしていた韓国男性のビューティ市場先占はまた違う競争力を強化するための要素だということだ。彼らが化粧をしたり整形をすることはもうちょっと女性的に見せたり繊細に見せるためではない。より生き生きしているように見せたり清潔に見せるためのイメージメイキングの手段であることだ。この頃のような不況に就職についた競争が激しい韓国らしい実情の上でこれを通じて人よりもっと魅力的な外見を磨いてよりいい印象を与えるための方便だという説明だ。



<ミニインタビュー>ウォンジン整形外科パク・ウォンジン代表院長

 

青年求職者就職整形に高い関心

男性の相談及び施術増加の成り行きは?

 
整形について男性からの関心が高くなり整形外科の訪問は毎年増えている。毎年10~15%以上増加していることが分かる。特に男性の場合は就職や社会生活でいい印象を与えるための整形手術が増えていてその年齢代も拡大していてこのような増加の成り行きがこれからも続くことが予測される。

20~30代の青年層の求職を希望する男性たちの割合は?


来院の男性患者の中20~30代の割合がもっとも高い。また整形した後就職に成功したという話を聞くことも難しくなくて多くの男性が求職のための就職整形に高い関心を持っているということが分かる。

不況にもかかわらずこのように男性ビューティ産業が人気を集めているわけは何だか?


長期間の景気不況や20~30代の若い層の就職難が相次いでいながら外見を重要な競争力として認識する現象が増えている。実際アメリカで調査したある研究によるとハンサムな外見の人がそうでない人より平均5~10%の高い年収をもらっていることが分かったという。このような外見重視の情緒が一般化になって整形外科又は整形手術についた拒否感が過去より半減した。また整形手術を通じたコンプレックスの克服と自信感上昇が実際の生活に肯定的変化をもたらして全体的に男性ビューティ産業が活性化することができたきっかけになったと思う。


記憶に残る実例者がいたら?


オンラインに載っているオルチャン(インターネットなどから載せられ話題になった顔がとてもきれいでハンサムな一般人のこと)の写真を見たら韓国には美男美女が本当に多いとの思いがする。しかしその中には実際の顔ではないフォトショップで写真を修整したオルチャンも存在する。過去に病院を訪問した20代の男性の場合は自分がフォトショップで修整した写真がオンライン上で大きく話題になったと言い、実際の顔もフォトショップで修整した写真のように直したいといった実例があった。オルチャンとして人々に注目を集められ尽くしてもらってとても幸せがっていて、実際の顔が知られるか気がかりだとその患者さんは心配した。実際に手術の経過がとても良くて現在は放送人、モデル等々活発な活動をしている。整形を通じて自信感も回復して自分の願った夢を叶えたケースとして記憶に残る。

男性が整形を決心する時特に注意する事項は?


整形を決定する前に必ず言っておきたいことがありますが、無理な又は過度な欲張りは無くしたほうがいいと必ずアドバイスしたい。整形は魔法ではない医術であるためすべてのことを満足させることはできない。必ず整形の前に専門家との十分な相談を通じて改善可能なところとそうでないところを正確に認知しなければならない。整形をあまりにも過信したり中毒にはまらないように自ら制御して合理的に選択したほうが大事だ。

2014年 ウォンジン整形外科

 

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